家庭菜園用語解説【か行】

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家庭菜園用語集


『寒冷紗』や『切り戻し』『コンパニオンプランツ』『根瘤菌』などの言葉の意味を知っていると、ちょっとベテランの人ですね。
全部を覚える必要は全くありませんから、野菜を育てながら、少しづつ覚えていくといいですね。
家庭菜園用語をわかりやすくする為に、対義語や類義語を載せてありますが、一般的な辞書などで書かれている対義語、類義語とは少し違います。

【あ行】    【か行】    【さ行】    【た行】    【な行】    【は行】    【ま行】    【や行】    【ら行】     【わ行】



家庭菜園用語【か行】

花茎
(かけい)
花を咲かせる為に伸びる葉の無い茎。
関連用語→【とう立ち】
化成肥料
(かせいひりょう)
窒素、リン酸、カリのうち、二つ以上の成分を含む複合化学肥料のこと。
【化成肥料】←対義語→【有機質肥料】
株間
(かぶま)
株と株の間隔。(それぞれの野菜によって必要な株間は異なっているので、一定ではない。)
株分け
(かぶわけ)
株を分離させ、それぞれを育てて増やす繁殖方法。
カリ 根を太らせ、実を大きくしてくれます。水に溶けやすく、不足すると葉が黄色っぽくなったり、根腐れしやすくなります。多過ぎると、マグネシウムやカルシウムの吸収を妨げて、その欠乏症状が出ることもあります。「根肥え」
関連用語→【化成肥料】
緩効性肥料
(かんこうせいひりょう)
有機質肥料など、その効果が少しづつゆっくりと長く続く肥料。根に与えるダメージが少ない。
寒肥
(かんごえ)
寒い時期に与える肥料。春先に暖かくなって根が活発に動き出す前に施しておきます。(その年の一年間の元肥のようなもの) その意味合いから、有機質肥料が多く使われています。
完熟堆肥
(かんじゅくたいひ)
発酵分解が十分に進み、元の原形やにおいもなくなった状態の肥料。肥料としては好ましい状態。
潅水
(かんすい)
植物に水を与えること。  【潅水】←同義語→【水やり】
寒冷紗
(かんれいしゃ)
合成繊維などで網目状に編んだ被覆資材。状況・用途によって網目の大きさ(目合い)を考えて使用する。防虫・遮光・保温・風よけの目的で使われる。
休眠打破
(きゅうみんだは)
一定期間低温にさらしたり高温に当てることで眠りから覚まし、人工的に成長期に移行させること。
切り戻し
(きりもどし)
草花・樹木の剪定方法のひとつ。伸び過ぎた茎や枝を切ることで、その下に新しい芽や枝を出させます。(植物は伸び過ぎると、余計な力を使い弱っていくことがあります。そのような状態から回復させるのに有効な方法です)
苦土石灰
(くどせっかい)
苦土(マグネシウム)と石灰(カルシウム)を含み、土壌の酸度を調整する土壌改良剤。苦土石灰を土に混ぜることで、酸性を中和します。(大量に用いるとアルカリ性が強くなりすぎ、逆に植物へ悪影響を与えることもあります)
黒土
(くろつち)
黒い色をした、火山灰土。肥沃な酸性土で、水はけ、水もちが良い。
結球
(けっきゅう)
キャベツやハクサイなどのように、葉が重なり合ってかたく巻いて球状になること。
結実
(けつじつ)
草木などが果実を形成すること。
嫌光性種子
(けんこうせいしゅし)
光が当たる状態では発芽が抑制されるタネ。ウリ科に多い。
【嫌光性種子】←対義語→【好光性種子】
耕運
(こううん)
土を耕すこと。かたくなった土をほぐし、根を張りやすくする為に行う。空気を多く含ませることで、水はけも良くなり、また土をまんべんなく寒風にさらすことで、細菌の繁殖を抑える。
好光性種子
(こうこうせいしゅし)
光が当たらない状態では、発芽が抑制されるタネ。覆土が厚いと発芽できない。
【好光性種子】←対義語→【嫌光性種子】
硬実
(こうじつ)
皮が水分を透さないので発芽しにくいタネ。皮に傷をつけることで改善する方法がある。
固定種
(こていしゅ)
親の性質を、子がそのまま遺伝して現れる品種。(出来た種を植えても、同じ性質の植物が育つ。)長年にわたり淘汰されながら今の形になった品種に多い。【固定種】←対義語→【一代交配種・F1】
コンパニオンプランツ 一緒に植えることで良い結果が生まれる友好的な植物のこと。「共栄植物」。科学的な根拠はあまりないものが多いが、家庭菜園などでの無農薬栽培は、その効果が期待されて使われることも多い。
根瘤菌
(こんりゅうきん)
マメ科などの根について、空気中の窒素を固定する細菌。植物に窒素を与え、植物から養分をもらう共生関係にあります。このおかげでマメ科は比較的痩せた土地でも育つことができます。


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